Sデッキのつくりかた
はじめまして、IKEといいます。現在ランクはQⅣ、一応1.0からやってる古参です。元々は大阪勢でしたが、現在は横浜を拠点に活動しています。よく朝Jをしているのでマッチしたらよろしくです。
このブログは主に、そのシーズンのめぼしい2pt、4ptカードを見繕って緩く考察をしていく場所です。環境アナライズとかプレイング論は他の方に任せます。私は偉そうに語れるレベルではないですし…。
まずはじめにSデッキについて。このシステムには賛否両論ありますが、私は大好きです。元々他TCGでもファンデッキ、ネタデッキと呼ばれるものを好んで使い、尚且つそれで環境デッキに勝つ。そういう楽しみ方をするタイプでした。
普通なら強いデッキを使えばいいだけなのですが、COJは必ずしもそうではありません。自分の考えたデッキが只の自己満足に終わらずAPボーナスとして評価される。しかも、その機会が2週間ごとに与えられる。これほど楽しいことはないと思います。
前置きが長くなりましたが、早速今日の話題を。今回は第1回ということで「Sデッキのつくりかた」についてです。
①デッキのベースを決める
そのシーズンにおける2、4ptカードからメインとなる軸を決めます。早速今期の注目カードをまとめて4枚紹介。
カードの効果については割愛させていただきます。この12枚だけで36ptですね。ダークプリーストとかレオとか強いのは他にもあるのですけど、今回の話題には合わないのでまたの機会にしましょう。
②下位互換のSデッキにしないこと
ここで注目してほしいのはカードのシナジーについてです。よくSデッキ構築でやりがちなのが、「オリボ4ptなら何でもいいやー」といってストラグラーとかキラーヴィーナスを大量に入れることですが…それだと単純に弱いデッキができてしまいます。C、Bデッキとやれることは変わらず只劣化させた下位互換のSデッキ、私は嫌いです。4ptのカード=弱いカードではありません。単純にあまり注目されてなかったり使いにくいだけ。そのカードだからこそできる戦術を探って形にしてこそのSデッキだと個人的には思っています。
ベースとなるカードを決めたら、あとは相性のいいカードと環境を考慮して構築をしていきます。今回のパーツをベースにすると…私はこんな風にしました。
③勝ち筋をつくる
基本はイシュタル挑発コントロールですね。イシュタル死壊石でレベルの上がったユニットをオルトロスとジェミニで除去しましょう。また、イシュタルは相手ターン開始時にレベル3を破壊できるので、絶妙な挑発が細かい除去になることをお忘れなく。
それともう一つ、Sデッキの勝ち筋を作る上で重要なことを紹介。それは「使いにくいけどハマるとすごく強いカードを仕込むこと」です。今回ですと、これ。
珍獣メタですね。このカードの使いにくさは効果の発動に相手がLV2ユニットを出さなければならないこと。手札にOCをつくられるも場に出すのはレベル1だけ、やっと出てきたと思ったらダークマター…なんてことはザラです。しかし、こいつに死壊石をあわせると相手のLV1ユニットから突然のブルーホールを当てられます。珍以外にでも相手の墓地をよく確認して使えば絶大な効果を発揮するかもしれませんね。何より死壊石がこのデッキでは絶対腐らないので無理に狙わなくていいのがポイントです。
④弱点を補う
このデッキは青と緑には十分戦えるので後は弱点を補強していきます。まずは赤、これは緑を追加しましょう。ジェミニの効果も狙えて◎。緑を入れないとシヴァで簡単に全滅します。
それよりも問題は毘沙門です。このゲームはどんな構築にしようと常に覚悟を迫られます。盤面コントロール系のデッキなので毘沙門されると点が入らずどうしようもない。そこで対策は黄ジャンヌ。しかし、そのままでは簡単にどかされるので加護をつけるためにセイクリッドフィールド。盤面を重視するデッキですし、ミューズやヴィシュヌに加護をつけると赤デッキも相当辛い。見た目以上に相性がいいのでお試しあれ。
といった具合であの画像のデッキが出来ています。ラミアは緑系への先攻で強いため採用しています。2t目アタックでパンプを使わせた上でオルトロスなんかオシャレかと思います。↘︎はグロウウィルス、効果は調べてみてください。
まとまっていない長文で失礼いたしました。とにかくSデッキをつくるコツは
①2、4ptのカードからベースを見つける
②下位互換にならないよう、
シナジーを意識する
③有利なデッキへの勝ち筋をつくる
④不利デッキへの対策をする
こんなところでしょうか。Sなので④はある程度切ってもいいですが、マッチ運に頼って盛るのではなく環境を読みきった上で切るとカッコイイですね。その方が確実に楽しいですし、APも増えて一石二鳥かと。
これらを意識すると来たるアルカナ予選イベントでも強いAデッキができるかもしれませんね。皆さんの個性的なデッキと戦えることを密かに期待しています。それでは。