IKEのカードゲーム雑記

カードゲームについて不定期に意見を垂れ流す雑記です

次元歪曲 ローテ環境予想 ~コントロール優位の時代へ~

はじめに

いよいよ12/27に迫った第11弾カードパック「Altersphere / 次元歪曲」。
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いやー、やはりこの時期はいつもワクワクさせられますね。
新弾前後がシャドバしていて一番楽しいまであります。

この次元歪曲の追加により、ローテーション環境がどう変わっていくのかを以下の3章に分けて考察していこうと思います。
1:カードバランス調整の影響
2:SFL (星神の伝説) ローテ落ちの影響
3:新カードパックの影響

尚、私の考察は競技目線の収束点…つまりRAGEやJCGなどの大型大会での環境を想像して書いています。

一時的にランクマッチで流行するデッキタイプなどもありそうですが、そこは通過点だと考えています。
発売直後のランクマッチ環境とは内容が合致しないと思いますが、そこはご了承ください。

1:カードバランス調整の影響 ~蝙蝠ヴァンプがメタゲームに適正加入~

上方修正

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12月27日メンテナンス時のカード能力の変更について | News | Shadowverse【シャドウバース | シャドバ】公式サイト | Cygames

《神殺しの狩人・セルウィン》は適切な上方です。
次弾で殆どのクラスに2コスト3点除去スペルが標準採用されるなか、
エルフは《対空射撃》のローテ落ちにより除去性能の弱体化するため、それを補填する対応です。

特別エルフの立ち位置が上に来るわけではないですが、同じ土俵に立ったと言えるでしょう。

《レイジング・ジェネラル》はバグ対策による修正、新効果もローテーションに影響を与えるものではなかったので無視します。

下方修正なし

十禍絶傑環境続投、というわけだ。
個人的にはとても嬉しい。この環境は楽しいし、実力差も出るかなりの良環境だった。

これは正直予想外だった。
新カードパックに盤面の取り合いを重視したカードが多かったため、
てっきりヴァンパイアは何かしらのお仕置きを受けると思っていたからだ。

ただ、結果的にこれは「運営ナイス」と言わざるを得ない。

「蝙蝠ヴァンパイア(以下ヴァンプ)」を使いこんでいる人ほど気づいてると思うが、
実は十禍絶傑環境の現時点でヴァンプは絶対的な最強デッキではなくなっている。

ロイヤルという明確な不利対面があり、ドラゴン対面は五分に近い微有利。
マナリアウィッチには有利だが、絶対的有利が付いているわけではなかった。

これはヴァンプ自身の安定感がやや低くデッキパワーにブレがあるためなのだが、
その結果すでにBO3からヴァンプを外しているプレイヤーも出てきている。

レート杯やJCGでドラゴン&マナリアウィッチの組み合わせが結果を出している点をみても、やはりその安定感に疑念を抱かざるを得ない。

そんな中、次弾では《氷獄の王・サタン》が暴れると宣言している。
その抑止力となりえるのはヴァンプだけなのだ。

しかし、そのヴァンプも《絡みつく鎖》と《純心の歌い手》のローテ落ちにより、
弱点だった安定感がさらに脆くなり、かなりピーキーなデッキになってしまう。
2コスト3点除去の増加により序盤の《フラウロス》押しつけ性能も低下する。

ヴァンプはしっかりとメタゲームの循環に影響される形になると思う。
今までのように「とりあえずヴァンプは確定、相方誰にするか」ではなくなるだろう。

2: SFLローテ落ちの影響 ~ドローソースの重量化~

表題のとおり一言で表すなら「ドローソースの重量化」だ。
「ドローソースは3コスト以下→4コスト以上へ」
次元歪曲で補填されるカード達にはこの方針が取られているように感じられる。

各クラス全体的にこの傾向にある。
逆を言えば、星神の伝説は低コストのドローソースを安易に追加しすぎた弾だったのかもしれない。

後に触れるが《純心の歌い手》《星導の天球儀》《精神統一》《アンドレアルフス》《太陽の槍・ルー》
など今でも使れている多くのドローカードがローテ落ちする。
そして、その補填となるカードはどれもより重くなっている。

今までのセオリーであった「デッキに強力なギミックやカードを埋め込み、ドローソースで回してそこに辿り着く」
という戦術が通用しにくくなっている。
勿論ドローソースはあるのだが、そのどれも使いづらく大きなスキが生まれやすい。
「カードを引きたいなら大幅なテンポロスまたはリスクを払え」というわけだ。

その結果、手札は量の時代から質の時代になると思っている。
デッキ構築面でも、複数枚のシナジー前提ではなく1枚で機能するカードが重要視される。

トップドローの運ゲーになるか、カード1枚1枚を丁寧に使うプレイングゲーになるか危ういところではあるが、
デッキ構築の幅が広がったのは歓迎されるべき点だと思う。

以下、各クラスごとの代表的なローテ落ちカードに触れていく。

ニュートラ

やはり彼女でしょう。本当に今までありがとう…。
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ロイヤルを除けば、ビートダウンデッキにはほぼ採用されるカードだった。

現環境でもヴァンプ、ドラゴン、ネクロマンサーに2枚以上標準採用されている。
《森の女王・リザ》追加まではエルフでも3枚採用だった。
最低限の盤面プレッシャーを継続しつつ息継ぎをする、まさにビートダウンのためのカード。

「ビートダウンが息切れしやすくなった」これは環境に大きな影響を与える。
十禍絶傑環境はどちらかといえば生き物優位だった。
フォロワーをプレイし続けても純心で手札を補充されるため、除去している側が枚数不利になりやすかったからだ。

しかし、今後はそうもいかない。ドローソースの重量化により、ドロー=攻めを緩める、に繋がってしまう。
コントロールデッキはそもそも攻めることを重視しないためこの影響は小さいが、ビートダウンには致命的だ。

あまりにも洗練されたデザインなのでこれ以上は出せなさそうである。
再録を期待しよう。

他には《天界の階段》も落ちる。
ナーフ前は脅威の1コスト…やはりこの弾は軽量ドローを安易に追加し過ぎだった。
2コストになってからもちょくちょく採用されていた。
「リーシェナ特化ネメシス」などで少し注目されたか。

個人的には彼女のローテ落ちも悲しい。
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あまり日の目をみないまま終わってしまったが、
スキあらばこのカードの採用を検討していたほどのお気に入りカード。
(大真面目にナーフ前人形ネメシスに入れている時期もあった)

最後の最後に《マゼルベイン》デッキで確定採用枠になったのが救いか。

エルフ

《妖精の調べ》と《対空射撃》この2枚でしょう。
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私はあまりにパワーが高いカードを「(コストに)嘘をついているカード」という意味で嘘カードと呼ぶのだが、
この2枚は完全に嘘カードだった。
前弾で「あれ…調べってWLD収録じゃなかった?」と素で思った。

《妖精の調べ》の補填としては前弾アディショナルの《水晶の指揮者・リリィ》と次弾の《アーボリスト・ライラ》、
《対空射撃》の補填としては上方された《神殺しの狩人・セルウィン》があるが…とても同じパワーとは言えない。
いや違う、これが適正なのだ。

特にデッキタイプを問わず採用されていたカードなので、エルフはクラス全体で単純なパワーダウンを受ける。

また《キングエレファント》《カシオペア》《ヴィーナス》もローテ落ちする。
《ヴィーナス》は最近みなくなったが、《キングエレファント》《カシオペア》が落ちるのはかなり大きい。

総じて「自分がマウントを取っているうちは強いが、マウントを取られると返しづらい」
エルフの持つこの側面がより強調されると思う

ロイヤル

現環境のロイヤルで主軸になっている2コスト2種が落ちる。かなり大きな痛手だ。
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《太陽の槍・ルー》は《高潔なる騎士・レイサム》の確定サーチとして重要な役割があったが、
次弾の《白翼の戦神・アイテール》で補填される…なんて考えの人は今のロイヤルを使っていない。

《太陽の槍・ルー》の強みはそれだけではなかった。

  • レイサムを積極的にアクセラレートでプレイできる。枯渇した手札と次のレイサムを補充。
  • 2ターン目にプレイしてマナカーブ外しを防止する。
  • 高確率で《空の指揮官・セリア》または《簒奪の絶傑・オクトリス》をサーチし対ヴァンプへの有効な札を集める。

とにかく役割の多かったカードだ。
元々ワルツや2コス+1コスで動くことの多かった3コストが膨れる形で追加される
《白翼の戦神・アイテール》では代わりにはならない。

また《クーフーリン》の除去が《クイックブレーダー》や《レイピアマスター》の1/1/1の強さを支えていたのは言うまでもない。
2コス除去が2種あったから後攻でも1/1/1が強かった。

ただ2コストが2種落ちるから別の2コスに変えよう…なんてそんな単純な話ではない。
デッキ全体のプランに影響を与えるローテ落ちだと重く捉えるべき。
「ヴァンプメタになるから強い」ロイヤルの立ち位置を理解し、よく考えてチューニングしよう。

他には《静かなる炎将・マーズ》《バルバロッサ》といった、今ではあまり採用されないが確実に強いカードも落ちる。
またロイヤルにしては珍しい嘘カードの《円卓会議》も落ちる。
《ぺルセウス》《プリンセス・ジュリエット》落ちも多少は影響するか。

ウィッチ

《ギガントキマイラ》が落ちる。
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…やったぜ~!このデッキ大嫌いだったから最高だ!(好きな人、気を悪くしたらすいません)

手札っていう相手に見えないところでコソコソカードを育てて、
こっちは持ってるかわからない握撃・ブラスト・ノヴァフレア・宣告にびくびくしてプレイして、
「はい1ターン目からギガキマ持ってました~」って9ターン目にいきなりゲームを終わらせてくるギガキマウィッチ超嫌い。
対話をしろ、何安全圏で見てから処理対応してるんだ、お前もリスクを負え、降りてこい!!

…と思っていた。
また現在の主流である「スペルマナリア」にも採用されているドローソース《精神統一》《コールチェイン》や、
スペル軸を支えていた《マジックオウル》と、他にも主要なカードが落ちます。

スペル軸は《スウィート★メドゥーサ》や《キングスノーマン》で横に広げてギルネリーゼ、
フィニッシャーに《絶望のキマイラ》や《真実の狂信者》の疾走を据えたフェアなデッキになりそうだ。
ウィッチがフェアなことやって強いクラスかは知らんけど。

《星見の望遠鏡》と《聖法の教師・フロウ》が落ちる秘術も痛いが、次弾の追加の方が強いので差し引きプラス。

純マナリアは痛手なし。
次弾のウィッチは十禍絶傑から引き続き、マナリアが主役になりそうである。

ドラゴン

《原初の竜使い》が落ちる。
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発表当時は3/1/5という化け物だった。
それでも事前評価だと強さに気づいてる人が少なかった印象。
正直、ナーフされてこれだけ一線で活躍し続けたのには驚いた。
《魔将軍・ヘクター》を彷彿とさせましたが、流石に3/1/5はアンリミでもダメらしい。

ロイヤル・ネクロマンサー・AFネメシスといった特定のクラスを詰ませやすい性能だったので、
相性ゲーの緩和という意味ではローテにとっては良い結果だと思う。

最近では採用枚数を減らした形もみられていたので、他クラスに比べれば痛手が少ない。

他には《竜の峡谷》という理不尽カードをケアしなくて済むのは大きい。
《スター・フェニックス》や《竜の未来視》も落ちるがそれほど影響なし。

本当にこの弾、原初の弾だった。
暴れるだけ暴れて、ローテ落ちの影響度は小さい。ドラゴン大勝利。

ネクロマンサー

まず《ベレヌス》落ちが大きい。
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長い間ネクロマンサーの2コスト確定枠を支えた1枚が落ちるのは確かなパワーダウン。
そして《アンドレアルフス》が落ちるのも無視できない大ダメージ。

《純心の歌い手》と《アンドレアルフス》の2枚で手札を補充できなくなったことで、
《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》への依存度が今までの比じゃないことになった。
また、ギルネリーゼを除去する手段も増えてきたので、メタゲームの立ち位置は悪くなった印象。

Tier1.5とかマイナー寄りに居座るほうが役割を持てそう。

《夜の令嬢・セレス》や《漆黒の剣鬼》が落ちることでアグロメタの役割性能は低下。
《呪われた忠誠》《死滅の霧》が落ちることでケアするべきカードが減ったのも大きい。

構築でも2Pickでも使われずYouTuberのネタにもしづらい《滅殺の鎧》さんもお疲れ。
担当のカードデザイナーさんはこれを刷ったこと深く反省してほしい。

ヴァンパイア

《絡み付く鎖》落ちがあまりに大きい。
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「鎖の代わりに《姦淫の信者》を入れればいいやん」って考えの人はちょっと落ち着け。
全く代わりになってない。

そもそも《姦淫の信者》は構築が洗練されていく中で淘汰されたカードだ。

  • アグロプランで攻めてもメタデッキに通らない。
  • 手札が枯渇して蝙蝠まで空白のターンが生まれやすい。
  • 先攻1ターン目以外に出せるタイミングが少ない
  • ミラーでとにかく出せない。

といった理由から抜けていった。
で抜けた当時よりも状況は悪くなっている。

  • 蝙蝠は8コストと重くなっている=より空白が生まれやすい。
  • 後攻1ターン目の《姦淫の信者》が強かったのも2コスト除去が多かったからだ。でも鎖は無くなるから安定しない。
  • 《クイックブレーダー》《侮蔑の信者》《憤怒の竜帝・乙姫》《姦淫の口付け》といった1コストが増えて、後1で簡単に除去されるリスク増加。
  • 《純心の歌い手》がなくなったことで、損した手札1枚分があまりに重い。

要は先攻のブンしか見ていないのである。
「1ターン目に出したら強いやん!ブンブン」って、そこは僕ら一回通った道やで?

何も《姦淫の信者》が弱いというわけではない。
次弾でアグロの意識が下がるのは想像に難くなく役割はある。
入れるなら既存の構築にただ入れ替えるのは違うと思うよ、という話。

純心の代わりに《姦淫の使徒》を入れる構築に落ち着いた場合、
くっ付きの良い《姦淫の口付け》が除去枠に収まりそうだと読んでいる。
自傷カウントは進まないので今までより押しつけの圧は弱まりますが、既存のゲームプランを大きく崩さずに戦えそう。

ヨルムンガンド》や《デビルシープ》落ちは特定プレイヤーに相当ショックなはず。
《毒牙の姫・メドゥーサ》というか《毒蛇》というテーマは最後まで日の目を見なかったね…。

ビショップ

《星導の天球儀》落ちが相当大きい。
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このカードにより序盤の安定感を担保していた「天狐ビショップ」は大ダメージである。
補填として追加される《神殿の風熊》は(ドローで使う場合)2ターン目の動きを阻害するため同じようには使えない。

天球儀ローテ落ちの影響を受けない「聖獅子ビショップ」が次弾では人気になりそうである。
《白翼の守護神・アイテール》ローテ落ちの影響は受けるが、空いた重いカード枠に《聖騎士・ヘクター》を入れて強く使える。

《神殿の風熊》が強く使える《頂きの教会》があれば一概にドローソースの弱体化ではないため悪くない。
盤面戦にはヘクター、更地には《ヘヴンリーナイト》と一貫した攻め性能があるため、個人的には「教会ビショップ」に期待をしている。

《焼けた鉄靴》が落ちるため後手の捌き性能はさらに下がる。
《星の奔流》が落ちることでフェアリーやナイトの横並びを止められなくなったのもかなりキツイ。
その補填が次弾の《安息の狂信者》なのだろう。

「相変わらず先攻は強いけど、後手どうするの?」変わらないビショップの難題になりそうである。
それが解決しない限り競技環境で役割を持たせるのは厳しいか。

唯一明確な役割を持てていた「天狐ビショップ」の安定感が下がったことも向かい風。

ネメシス

おめーはいつも他人事だな。マキナが落ちるのを震えて待て。

3:新カードパックの影響 ~サタンとマナリアが支配するコントロール優位の時代へ~

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サタンから始まる新環境

《氷獄の王・サタン》を一番強く使えて、
ローテ落ちの影響を受けない「サタンドラゴン」がまずは第一人気になるだろう。
そして人気だけでなくドラゴンはTier1として競技シーンでも意識され続けるだろう。

現環境ではスペルマナリアがドラゴンのメタとして役割を持てているが、
マナリアの早期横展開をドラゴン側が捌けないこと、大型フォロワーを簡単に除去できること、
《アジ・ダハーカ》をフィニッシュプランに据えた疾走が通りにくいことにその優位性は保たれている。

《灼熱の嵐》を適度に積み、ランプカードの枚数を大きく増やしたコントロール重視のドラゴンとではまた話が変わってくる。

それでも、デッキパワーが一切衰えておらず、
サタンに対しても明確なフィニッシュターンを限定でき、コキュートスカードとある程度やりあえるスペルマナリアは、一定のシェアを保ち続けると思う。
「スペルマナリアvsサタンドラゴンどっちが有利なの?」この議論は結構されそう。

その一方で《天翔けるドラゴニュート》を強く使える「疾走ランプドラゴン」は、
十禍絶傑ドラゴンの正統進化系として、デッキタイプが派生すると読んでいる。

ドラゴンには厄介な《侮蔑の炎爪》があるだけでなく、
《侮蔑の嘲笑》や《憤怒の竜帝・乙姫》まで追加されたことで縦と横両方の除去にスキがない。

ドラゴンやマナリアが睨みを利かしている間、ビートダウンデッキにとっては文字通り冬の時代になる。
メタゲームが回るまでロイヤルはお休みだ。

蝙蝠ヴァンプの復権

サタンランプドラゴンやマナリアが流行したならば誰しもが考える蝙蝠ヴァンプ。

奇跡的にナーフされなかったこのデッキ、まだまだ戦える。
上記2つのデッキに対してそれよりも早いターンでゲームを終わらせられる唯一の存在として、
抑止力になり続けるだろう。

ここにきて、他のクラスが動き出す。

ヴァンプ狩り

ユリアス・フォルモンドはバルタザールに封印される運命である。
蝙蝠ヴァンプが流行ればそこにロイヤルが湧いてくる。

ロイヤル&ヴァンプ狩り

デッキパワーで十分やりあえるロイヤルが増えたこと&ヴァンプの安定感が下がっていることに付け込み、
「オレ達もやれるんだぜ!」と他のビートダウンが一斉に奮起。

エルフ・ネクロ・聖獅子・教会・AFネメシス・秘術・スペルなどなど…。

本当にやれるかは知りませんがとにかく有象無象が湧くでしょう。

サタン復権

そして有象無象をサタンが黙らせにくる。
この段階でようやくメタゲームの流れが動き出し、多種多様なデッキが顔を見せることになりそう。

まとめ

【サタン・マナリア・蝙蝠・ロイヤル】
この4デッキがメタゲームの要になりそうです。

蝙蝠→サタン&マナリア→有象無象→ロイヤル→蝙蝠→サタン&マナリア…
こういうメタゲームの循環。

そして【サタン・マナリア・蝙蝠・ロイヤル】この4デッキの複数に対して有利がつく綻びが見つかったとき、
この循環は崩れることになると思います。

その答えはまだ僕にもわかりませんが、エルフ・教会ビショップ・AFネメシスあたりには可能性を感じます。
新環境楽しみすぎる。色々試して年末年始はシャドバ漬けだ!